シンガポール その日暮らし

夫と娘とシンガポールに引っ越してきました。

SG50の夜に救急に行く

シンガポールは、National Dayをはさんで金曜日から4連休でした。今年のNational Dayは50回目、つまり、シンガポール建国50周年ということで、SG50と銘打って、もうずいぶん前から国中が盛り上がっており、在星日本人の皆さんも、パレードのや航空ショーのリハーサルを見に行ったり、SG50限定グッズを買ったりと、思い思いに楽しんでいらっしゃるようでした。

しかし、我が家は結局、特に何かを見に行くでもなく、買うでもなく、日々のあれこれに追われているうちに、あっという間にSG50当日が終わろうとしていたのですが…(あっ、テレビは見ました!)

ムスメを寝かしつけていたところ、胃のあたりを触って、イタイー!と言うではないですか。最近はイタイの意味もほぼわかっている感じだったので、ちょっと驚きつつ寝かしつけを続行。

なんとか寝入ってくれたのですが、その後30分ほどして泣いて起き、また、イタイー!と。その後も30分おきに2度も起きては苦しそうにイタイー!と言うので、さすがにこれはマズいのでは…腸重重だったりしたら命に関わるし…と思い、その頃には号泣していたムスメを抱えて夫とふたり、タクシーを呼び、ラッフルズホスピタルの24時間外来に向かいました。(ムスメのかかりつけはラッフルズジャパニーズクリニックなのですが、夜間救急はラッフルズホスピタルの救急にかかるようにと、HPにありました)

追記:後日、ラッフルズジャパニーズクリニックに問い合わせました。時間外相談(緊急時)の番号は、夜間や診察時間外に問い合わせができますが、電話に出るのは医師ではなく、病院スタッフだそうで、医療についての専門知識はスタッフによってまちまちなのだそうです。また、スタッフの方がすぐに受診した方がよいと判断した場合は、在住地近隣の24時間外来や、ラッフルズホスピタルの24時間外来を受診してくださいとのことでした。

追記2016/4/21:ラッフルズジャパニーズクリニックの某医師によると、診察カードに書かれている時間外相談は、基本的に当番制で、医師の誰かが受けることになっているそうです。ただ、深夜や電話にすぐに出られない状況のときもあるとのことです。また、子供の救急は、ラッフルズクリニックの24時間救急ではなく、KKホスピタルの救急に行った方が良いとのことです。ただし、本当に急を要する症状でない場合は、待ち時間数時間が当たり前とのこと。

診察は、最初に看護士の問診があり、その後ちょっと待たされて医師の診察がありましたが、症状を詳しく再度問診、パジャマの上から(驚)腹部に聴診器をあてて…

医者「胃腸の働きが悪くなっているようですね。お薬出しておきますねー」

私「えっと、薬を飲んだら痛みが取れて今日はちゃんと眠れますか」

医者「大丈夫ですよー」

診察は3分であっけなく終了…。日本語だったらもっとあれこれしつこく質問したのですが、英語という関門が目の前に立ちはだかり、それを超えることはできませんでした。情けなや〜

その後すぐに甘い薬をスポイトで飲まされ、痛みや不快感が和らいだのか、少し元気になったムスメは、事務手続きの待ち時間に飽きて、

「パン!」
「ももー!!」
「すいかー!!!」
「べー!(おせんべい)」

などと、よりによって、最近の好物を叫ぶではありませんか。さすがのハハも驚愕しました。あのー、お嬢さん、あなたお腹が痛くて夜間救急に来ているんでは??…まあ、元気になったようなのでいいのですけどね。

その後、胃の薬、下痢止め、整腸剤をもらい、会計を済ませて帰宅、お医者さんの言うとおり、ムスメは朝までぐっすり寝てくれました。

さて、今回の騒動、原因はワタシにありました。

時系列でかきますと…
○ハハ、ヘルペスが出る、風邪をひく、発熱
○ムスメが、口が痛いといって水を飲まなくなる
○心配で受診(原因わからず)、
同じ頃、ムスメの便が軟便に、ガスもいつもより臭うように
○義両親が来星、同じ日、ムスメが水を飲むようになる
○便とガスの状態は変わらず、私の風邪は少しづつ快方へ

こんな状況下で、ハハは、ムスメのお腹に何か起きていると、なんとなく認識はしていましたが、ちょっと調子が悪いくらいだろうというところで、すっかり思考停止してしまいました。そんなこともよりも、気がかりだった水の件が解決、すっかり安心して
しまったという背景もあるでしょう。

そして、ムスメのお腹のことを全く気にせず、義両親が来星したこともあり、外食三昧。生のフルーツもいつもより食べさせたし、脂ものも多かった。ムスメの胃腸はついに悲鳴をあげてしまったというわけです。

なぜ、食べ物に気をつけてあげようという発想が出てこなかったのか、自分でも本当に不可解かつ恥ずかしい限りなのですが、それほどいっぱいいっぱいだったということなのでしょうね。余裕がないというのはオソロシイことですね。

オソロシイ話と言えば…

いつもは日系クリニックでまったりぬるま湯環境で受診しているワタシですが、今回は参りました。英語です、英語。

ワタシ「お腹が痛いってなんて言うの?」

オット「stomach acheでしょ!」

ワタシ「え、stomachは胃でしょ、胃かどうかわからないでしょ、お腹全体は?」

オット「……調べるっ」

オット「えーと、bellyかなー、abdominalかなあ…わからん」

ワタシ「……(belly…バラ肉みたいだし違うんじゃない?)」

ワタシの英語のレベルは論外としても、オットはこれでも、外資系企業でほぼ100%英語で仕事しているんですけどね。

こんなレベルで医者にかかるって、こんなにコワイことはありません。今回はまだ、オットがいたので、単語は怪しいものの通訳になってくれましたが、オットの不在時に、独りで夜中にこんな事件があったらと思うと、心底恐ろしくなりました。

うちは近所に、どうにもならない時に助けを求めることのできる知人がいません。ふだんから出張が多いのだから、何かあった時に妻とムスメをお願いしておく人を探しておこうと思わないのか?と、来星して7ヶ月、オットに何度となく言いましたが、「もしも」は起きないと思っているのか、そういうことには全く関心がないようです。

仕方ないので、ワタシが自力で友達を作るしかないのでしょうけれど、そんなに急に、どなたかと親しくなれるわけでもなく、出会いもなく…

今後、もっとひどいことが起きてしまった時に、自分だけで乗り越える自信、全然ありません。どうしたらいいのでしょうね。

まあしかし、実際その立場になったら逃げられないし、やるしかないのでなんとかなるかしら。うーむ。

とりあえず、英語の医療用語集(アプリやネット検索は緊急の時使い辛い)を準備して、ムスメを保育園に入れたら、私もいよいよ英語をやらねばと思っています。